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サイバーセキュリティ

情報セキュリティ10大脅威とは?概要やおすすめセキュリティ対策について紹介

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インターネットやスマートフォンの普及に伴い、私たちの生活はますます便利になりました。しかし、その一方で、サイバー攻撃や情報漏えいのリスクも年々増加しています。企業や個人を狙ったサイバー犯罪は巧妙化しており、対策を怠ると被害を受ける可能性が高まります。

こうした状況の中で、毎年発表される「情報セキュリティ10大脅威」は、特に注意すべき最新のサイバー攻撃やリスクをまとめた重要な情報源です。本記事では、2025年版の「情報セキュリティ10大脅威(個人向け)」から、最近の傾向や対策についても紹介します。

情報セキュリティ10大脅威とは?

情報セキュリティ10大脅威とは、毎年IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発表する、その年に特に注意すべきサイバーセキュリティ上の脅威トップ10のことです。

企業や一般の人々が最新のサイバー攻撃の手口を知り、適切な対策を取れることを目的に、社会に大きな影響を与えたセキュリティ事案から脅威候補を選出し、情報セキュリティ分野の研究者、企業の実務担当者などのメンバーが選定します。

▼ 情報セキュリティ10大脅威 特集ページ

情報セキュリティ10大脅威 | 情報セキュリティ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ10大脅威」に関する情報です。

2025年版「情報セキュリティ10大脅威(個人向け)」

2025年の情報セキュリティ10大脅威(個人向け)は、以下の4つのカテゴリに整理されます。

▼ 「情報セキュリティ10大脅威 2025」特集ページ

情報セキュリティ10大脅威 2025 | 情報セキュリティ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ10大脅威 2025」に関する情報です。

1. 個人情報の窃取・不正利用

インターネット上のサービスからの個人情報の窃取や不正ログインは長年にわたり発生している脅威です。特に、フィッシング詐欺によるクレジットカード情報の不正利用スマホ決済の不正利用が増加しており、キャッシュレス決済の普及に伴い、より巧妙な手口が報告されています。

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2. インターネット詐欺・金銭被害

偽警告によるインターネット詐欺ワンクリック請求等の不当請求は、ユーザーを騙して金銭を要求する詐欺手口の代表例です。

また、メールやSMSを使った脅迫・詐欺の手口が広がっており、巧妙に仕組まれた詐欺により被害を受けるケースが増えています。

3. SNS・ネット上の誹謗中傷・プライバシー侵害

SNSの普及とともに、ネット上の誹謗中傷やデマの拡散が大きな問題となっています。また、ディープフェイク技術を活用したなりすまし詐欺や、個人情報を狙った攻撃が急増しています。自分の情報を守るために、SNSの利用方法には注意が必要です。

4. 不正アプリ・マルウェア感染

スマートフォンの利用者を狙った不正アプリマルウェア感染が依然として脅威です。特に、公式ストア以外のアプリをインストールした際に、個人情報が抜き取られたり、端末が乗っ取られるケースが報告されています。スマホのセキュリティ設定を見直し、怪しいアプリをインストールしないことが重要です。

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今日からできる基本的なセキュリティ対策

情報セキュリティの脅威は日々進化しており、個人でも被害を防ぐために適切な対策を講じることが重要です。サイバー攻撃の多くは、簡単な予防策を実践することで防げるものもあります。

ここでは、今日から実践できる基本的なセキュリティ対策を紹介します。これらの対策を習慣化することで、フィッシング詐欺やマルウェア感染などのリスクを最小限に抑えることができます。

1. フィッシング詐欺対策

フィッシング詐欺は、メールやSMSを悪用して個人情報を盗み取る手口です。偽の銀行サイトや通販サイトに誘導し、ログイン情報やクレジットカード情報を入力させようとします。

対策として、メールやSMSに記載されたリンクをクリックしないことが重要です。また、金融機関からの連絡は公式アプリや問い合わせ先で確認し、定期的にパスワードを変更することも有効です。二段階認証を設定すれば、万が一IDやパスワードが漏れても不正ログインを防ぐことができます。

フィッシング詐欺対策についてはこちらも!

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2. ランサムウェア対策

ランサムウェアは、パソコンやスマートフォンのデータを暗号化し、解除のために身代金を要求するマルウェアです。感染するとデータが使えなくなり、被害が深刻化します。

対策として、不審なアプリやソフトウェアのインストールを避けるようにしましょう。また、定期的なバックアップを外付けハードディスクやクラウドに保存しておけば、被害を最小限に抑えることができます。さらに、最新のセキュリティソフトを導入し、リアルタイム保護機能を有効にすることで、ランサムウェアの侵入を防ぐことが可能です。

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3. SNS・プライバシー保護

SNSは便利なコミュニケーションツールですが、個人情報の漏えいや誹謗中傷のリスクも伴います。特に、位置情報や自宅、勤務先、学校の詳細な情報を公開すると、犯罪に悪用される可能性があります。

対策として、プライバシー設定を見直し、公開範囲を友人限定に設定することですまた、不審なDMやリンクにはアクセスせず、知らない人からのフォローリクエストには慎重に対応することで、SNSを安全に利用することができます。

4. ネットバンキング・キャッシュレス決済の安全対策

ネットバンキングやキャッシュレス決済は便利ですが、サイバー犯罪の標的にもなりやすい分野です。特に、不正ログインやフィッシング詐欺による金銭被害が増えています。

対策として、二段階認証を有効にすることで、不正アクセスを防ぐことができます。また、銀行や決済アプリの通知をオンにし、不審な取引がないか定期的に確認することが重要です。

さらに、決済は必ず公式アプリを利用し、偽アプリやフィッシングサイトに騙されないよう注意しましょう。公共のWi-Fiでは銀行アプリや決済サービスを利用せず、安全な通信環境で取引を行うことも大切です。

まとめ

情報セキュリティ10大脅威は毎年更新され、サイバー攻撃の手口も変化しています。しかし、基本的なセキュリティ対策を徹底することで、リスクを大幅に減らすことが可能です。最新の脅威情報に目を向けながら、安全なインターネット利用を心がけましょう。

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