
2025年6月26日午後、日本全国のau(KDDI)ユーザーが突如として通信トラブルに見舞われました。本記事では、KDDIの公式発表やユーザーの声、過去事例をもとに、今回の障害の概要と背景、影響範囲、KDDIの対応、今後の課題までをわかりやすく整理します。
障害発生の概要とその影響

2025年6月26日13時21分頃、KDDIのモバイル通信網において大規模な障害が発生しました。影響は全国に及び、以下のサービスが一時的に利用困難となりました:
- 音声通話(au、UQ mobile、povo、MVNO含む)
- データ通信(同上)
- SMS・+メッセージ(Cメール)
- 緊急通報(110番・119番)
- 固定回線サービス(ホームプラス電話)
- UQ WiMAX回線
障害発生後、SNSでは「圏外」「通話ができない」といった報告が相次ぎ、特に東日本エリアの利用者から多くの声が寄せられました。
▼ Downdetector チャート
復旧までの経緯とKDDIの公式対応
今回の障害は比較的短時間で復旧しましたが、重要な通信インフラであることから、その影響は大きな関心を集めました。以下にKDDIの対応を時系列で紹介します。
▼ KDDI ニュースリリース

KDDIによる障害発表と公式見解
障害発生から約20分後の13時44分、KDDIは公式サイト上で障害の存在を認め、対象サービスと影響内容を発表。「携帯電話サービスがご利用できない、またはご利用しづらい状況」として、音声・データ・SMS・緊急通報などに影響が出ていると明示しました。
復旧完了とお知らせ
14時10分には、「現在は復旧しております」との告知が掲載され、障害は13時21分〜13時48分までの約27分間続いたことが判明。復旧の正確な方法や障害の根本原因については現在も調査中としています。
サポートと問い合わせ体制の案内
KDDIはユーザー向けに以下の案内を提示しています。
- 通信が不安定な場合は「再起動」「機内モードON/OFF」
- AIチャットサポート(24時間)
- 無料の電話問い合わせ窓口(157/0077等)
- povoの場合はアプリ内チャット
まとめ
2025年6月26日に発生したauの通信障害は、約30分足らずで復旧したとはいえ、全国規模での混乱を引き起こしました。KDDIは迅速な復旧を行った一方で、詳細な原因や今後の対策についての説明は今後の課題として残されています。
ユーザーにとっては、通信インフラの重要性を再認識し、万が一の備えを見直す契機ともなった今回の障害。今後のKDDIの対応に注目です。
コメント