
2025年4月に開幕を控える大阪・関西万博に関連して、公式チケット販売サイトを装った偽サイトが確認されました。セキュリティ企業のトレンドマイクロによると、これらのサイトは個人情報の詐取を目的としており、利用者に対して警戒を呼びかけています。
大阪・関西万博の偽サイトの特徴と目的
トレンドマイクロの調査によれば、確認された偽サイトは英語表記で、チケットや万博グッズを販売しているように見せかけています。しかし実際は、名前や住所、クレジットカード情報などの個人情報を盗み取ることを目的としているとみられています。

また、万博公式サイトと酷似したドメインを取得する動きも複数確認されており、今後さらに偽サイトが増加する可能性があると指摘されています。
SNSでも偽アカウントが出現
問題はウェブサイトだけにとどまりません。SNS上でも、大阪・関西万博の公式を装った偽アカウントが登場しています。公式からの情報を装い、不正なリンクに誘導する手口が確認されており、ユーザー側での見極めが一層重要になっています。
大阪・関西万博の安全にチケットを購入するには?
万博チケットを購入する際は、必ず公式サイトからアクセスしましょう。不審なメールや広告、SNS投稿に含まれるリンクはクリックせず、URLの正当性を確認することが大切です。
万博のような国際イベントは、サイバー攻撃の標的になりやすいという特徴があります。開幕が近づくにつれ、こうしたリスクはさらに増えると予想されているため、日頃からのセキュリティ意識が求められます。
関連情報:大阪万博へのサイバー攻撃リスクも解説
今回の偽サイトの出現は、より広い視点でのサイバーセキュリティリスクの一端に過ぎません。大阪・関西万博に対するサイバー攻撃のリスクや背景については、以下の記事で詳しく紹介しています。
▼参考記事🔗大阪万博はサイバー攻撃の標的に?過去事例から学ぶリスクと対策をわかりやすく解説 –
まとめ
万博のような注目イベントでは、偽サイトや詐欺行為が横行する可能性が高まります。チケット購入や情報収集は、必ず正規のルートを利用し、少しでも怪しいと感じた場合は利用を控えるようにしましょう。今後も最新のセキュリティ情報に注意を払いながら、安全にイベントを楽しんでください。
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